星々の語り~宇宙&最新技術情報まとめ~

当サイトは、宇宙や最新技術の情報についてまとめています。
海外(主にNASA/ESA関連)の宇宙活動に関する記事(日本語要約あり)を配信しています。

有人



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Virgin Galacticがついに本格的な宇宙旅行時代を迎えています。2024年6月、同社は7回目の民間宇宙飛行ミッション「Galactic 07」を実施しました。70分のフライトで、乗客は地上約54マイル(約87キロ)上空の宇宙へと到達し、4分間の無重力を体験しました。これまでに同社のフライトで宇宙に行ったのは37人、さらに700人以上が既にチケットを購入し、フライトを待っています。 宇宙旅行の価格は2013年に25万ドルでしたが、現在は60万ドルに上昇。それでもVirgin Galacticのフライトに参加した人々は、この体験を「人生を変えるもの」として絶賛しています。彼らはVirgin Galacticの「コミュニティ」の一員となり、打ち上げに参加したり、特別なイベントに招待されたりと、特権を享受しています。 一方で、Virgin Galacticは2025年から新型の「デルタ」クラス宇宙船をテストし、2026年から商業運航を開始予定です。これにより年間125回のフライトが可能となり、宇宙旅行がより一般化していくと期待されています。Virgin Galacticの目標は、宇宙旅行を日常の一部にすることです。 【宇宙旅行の次なる一歩:Virgin Galacticで体験する究極の冒険】の続きを読む



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商業宇宙ステーションを開発する企業は、NASAに対して、国際宇宙ステーション(ISS)への民間宇宙飛行ミッションの機会を増やすよう求めています。NASAは2019年にISSの商業化促進政策の一環として、年間最大2回の民間宇宙飛行ミッション(PAM)を許可すると発表しましたが、実際のミッションペースは遅れており、現在までに3回のミッションが実施されています。これらはすべてAxiom Spaceによるもので、4回目のAx-4ミッションは2025年春に予定されています。 Axiom SpaceやVast Spaceなどの企業は、ISSの後継となる商業宇宙ステーション開発を進める中で、今後もPAMの機会を活用し続ける意向です。Axiomの政府関係担当者は、各国政府の宇宙飛行士をISSに派遣することに強い関心が寄せられており、これが国民や産業界の宇宙への関心を高める触媒となることを実感していると述べました。 一方で、NASAの予算制約がPAMの実施を遅らせている可能性も指摘されています。今後のミッション競争は激化する見込みで、企業はより多くのミッション機会が提供されることを期待しています。 【ISSへの民間宇宙飛行ミッション拡大を企業が要望】の続きを読む



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NASAのアルテミス計画は、人類を再び月へ送る野心的な取り組みですが、進行中の課題が多く、失敗のリスクが高まっています。2026年の月面着陸予定は現実的ではなく、オリオン宇宙船の耐熱シールド問題やSpaceXのスターシップと宇宙服の準備の遅れなどで、2028年以降の可能性が高いとされています。また、中国は2030年までに月面着陸を目指しており、競争も激化しています。 NASAは限られた予算で多くの目標を追求しており、アルテミス計画の維持が難しくなっています。Eric Bergerは、この問題を解決するために、ルナゲートウェイのキャンセルやSLSロケットのアップグレード中止など、抜本的な改革を提案しています。ゲートウェイはもはや月面探査には不要であり、代替案として、より持続可能な月面活動に焦点を当てるべきだと述べています。 【NASAの迷走するアルテミス計画を救うためのガイド】の続きを読む



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イギリスの物理学者ブライアン・コックス教授は、人類が宇宙に拡大することが不可欠だと語っています。彼は、民間企業と政府機関の協力による宇宙開発の進展を歓迎し、スペースXやブルーオリジンなどが宇宙へのアクセスを手頃で安定したものにすることが重要だと指摘しています。地球の資源は限られており、持続可能な文明を維持するためには、宇宙資源の利用が急務であると述べ、火星や月での恒久的な居住が近い将来に可能になると期待しています。また、コックス教授は、私たちが銀河系で唯一の高度文明である可能性が高いため、人類が他の惑星に進出することは道義的責任であると強調しています。 【ブライアン・コックス教授、宇宙への人類拡大の必要性を強調】の続きを読む



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中国は2030年までに月面着陸を実現する計画を進めており、9月末に新型の月面用宇宙服を公開しました。この赤と白の宇宙服は、月の過酷な温度や放射線、砂塵に耐えつつ、柔軟な動作ができる設計になっています。宇宙服にはカメラや操作コンソール、視界を保護するヘルメットなどの最新技術が搭載されています。月面着陸に向けた中国の進展は国際的な注目を集めており、これにより中国は宇宙探査の主要プレーヤーとしての地位をさらに強化しています。2030年までに有人月面着陸を目指し、さらには2040年には月の南極に国際月面研究ステーションの設立を計画しています。 【中国、2030年の月面着陸を目指し新型宇宙服を公開】の続きを読む

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