星々の語り~宇宙&最新技術情報まとめ~

当サイトは、宇宙や最新技術の情報についてまとめています。
海外(主にNASA/ESA関連)の宇宙活動に関する記事(日本語要約あり)を配信しています。

ロケット



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SpaceXは、NASAのCrew-9ミッションで使用されたFalcon 9ロケットの上段に問題が発生したため、打ち上げを一時中断しています。Crew-9は2024年9月28日にフロリダ州のケープカナベラル宇宙軍基地からNASAの宇宙飛行士ニック・ヘイグとロシアの宇宙飛行士アレクサンドル・ゴルブノフを搭乗させて無事に打ち上げられ、国際宇宙ステーション(ISS)への到着が予定通り行われる見込みです。しかし、上段ロケットが計画外の軌道離脱をしたため、SpaceXはその原因を解明するまで他の打ち上げを停止すると発表しました。この問題により、翌日のEutelsat OneWeb衛星の打ち上げが延期されました。また、同様の問題は過去3か月以内にも発生しており、7月には液体酸素漏れが原因でStarlink衛星が失われていますが、その後短期間で復帰しています。SpaceXは現在、原因究明に取り組んでいます。 【SpaceX、Falcon 9の問題解明のため打ち上げ一時中断】の続きを読む



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2024年9月29日(日)の深夜、SpaceXがカリフォルニア州ヴァンデンバーグ宇宙軍基地からFalcon 9ロケットを打ち上げる予定です。サンルイスオビスポ郡やその周辺では、打ち上げ後の12:02頃にロケットの第1段が基地の着陸ゾーンに戻る際、ソニックブームが聞こえる可能性があります。SpaceXによれば、この「OneWeb Launch 20」ミッションは、低軌道に衛星を投入し、高速インターネットのカバレッジを拡大する目的があります。ソニックブームの強さは天候などの条件によって異なるとのことです。 打ち上げが日曜日に行われなかった場合、翌日の23:49に再試行される予定です。SpaceXのウェブサイトでは、打ち上げのライブ配信も予定されています。 【SpaceXのFalcon 9打ち上げでSLO住民にソニックブームの可能性】の続きを読む



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2024年9月24日、Lunar OutpostはLeidosがNASAのLunar Terrain Vehicle(LTV)開発プロジェクト「Lunar Dawn」チームに参加することを発表しました。このプロジェクトは、NASAのArtemis計画の一環として、宇宙飛行士が月面で活動するための無加圧型の月面ローバーを開発するものです。Lunar Outpostがリーダーを務めるこのチームには、General Motors、Goodyear、MDA Spaceも参加しており、LTVはNASAが使用しないときには商業サービスとしても活用される予定です。 Leidosは宇宙飛行士の健康と安全を重視し、クルーの操作ミスを減らすための技術や、システム運用の計画に関する知識を提供します。彼らは2020年からLTVの設計に取り組んでおり、NASAとの50年以上にわたる人類宇宙飛行の経験を活かしてプロジェクトに貢献します。Lunar Dawnチームは、最先端の技術と自動車産業のノウハウを融合し、月面での生活と作業に最適なオフロード車両を開発しています。 LTVは2024年4月にNASAとの契約が成立しており、Artemis計画における月面探査の鍵となる技術です。Lunar Outpostは、他にも月面ローバー「MAPP」を商業的に開発しており、今年中に月の南極を探索する予定です。 【Leidos、NASAのLunar Terrain Vehicle開発に参加】の続きを読む



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SpaceXは9月28日、フロリダ州ケープカナベラルからFalconロケットを打ち上げ、国際宇宙ステーション(ISS)に向かうDragonカプセルを送り出しました。このミッションは、BoeingのStarlinerカプセルのトラブルでISSに取り残されたNASAの飛行士Butch Wilmore氏とSuni Williams氏を2025年2月に地球に帰還させるための重要な一歩です。Starlinerは推進装置の不具合やヘリウム漏れを起こし、飛行士の帰還が困難となり、9月に無人で地球に帰還しました。 今回のSpaceXミッションでは、NASAのNick Hague氏とロシアのAlexander Gorbunov氏が搭乗し、ISSに到着後、Wilmore氏とWilliams氏を帰還させる予定です。打ち上げは順調に進み、二人は明日ISSに到着予定です。この間に、ISSでの様々な科学実験が進められます。NASA副長官Pam Melroy氏は「有人飛行は常にダイナミックで複雑」とし、今回のクルー変更は「正しい判断」だったと語りました。 【SpaceX、NASAの飛行士を回収するDragon打ち上げ成功】の続きを読む



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Exolaunchは、フランスの衛星メーカーU-Spaceと契約を結び、2025年初頭に予定されているSpaceXのTransporter-13ライドシェアミッションで、2機の12Uキューブサット「SOAP」と「PANDORE」を打ち上げることを発表しました。U-Spaceは、次世代ナノサテライトの設計・製造を専門とし、今回のSOAPミッションは同社が完全に設計、製造、運用する初の宇宙システムです。PANDOREミッションでは、軌道上での新技術の実証を行います。 Exolaunchは、EXOpod Novaデプロイヤーを使って衛星を安全かつ確実に展開する予定で、これまでに数百機のキューブサットを成功裏に展開してきた実績があります。U-SpaceのCEOファビアン・アッパー氏は、「Exolaunchの実績により、我々の衛星の精密で安全な展開が可能になる」とコメント。Exolaunchは、今後も多くのライドシェアミッションを支援し、商業宇宙産業の成長を促進する予定です。 【ExolaunchとU-Space、SpaceXミッションで衛星打ち上げへ】の続きを読む

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